約 2,667,735 件
https://w.atwiki.jp/oase-niigata/pages/20.html
2011年2月13日に開催された第104回例会の様子を報告します。 この日は都合が悪い方が多く、参加者5人での開催となりました。 参加頂いた皆さん、どうもありがとうございました。 ・「藪の中」 4人 犯罪に理由は必要なのか? ― アーサー・ショークロス(Arthur Shawcross, 1945/6/6 - ) 殺人犯人を推理するゲーム。国産。 一見推理ゲームかと思いきや、他人に間違った推理をさせるよう陥れる心理戦のゲーム。 繰り返しますが、推理ゲームでなく心理戦のゲームです。(←最初推理ゲームだと勘違いした人) 結構プレイングが難しく、下手をすると単なる推理ゲームに終始することもあるかも。 ・「暗黒の金曜日 / Schwarzer Freitag」 5人 A:「ニューヨークの方は最近どうですか?」 B:「いやあ、凄いですよ。毎日、パラシュートをつけない男が、 50メートルのビルの屋上から飛び降りるパフォーマンスをやっていますよ」 A:「そいつは凄い!」 B:「もちろん、毎日飛び降りる男は違いますが」 世界恐慌直前の株式市場をテーマにしたF・フリーゼの株ゲーム。 擬人化された牡牛(bull)と熊(bear)が殴りあいをしているイラストが非常に印象的。 株式用語のbull(上昇相場)とbear(下降相場)から来ているのでしょうか。相変わらずのセンスに安心感さえ覚えます。 このゲームはプレイヤーの行動によって株価を直接上昇・下降させることがあまり出来ません。あくまで確率を操作するだけです。 そのため株価変動の際にままならなさを感じることが多いのですが、そこがかえって”らしさ”を感じさせてくれます。 「株ゲーム」というより「世界恐慌直前の株式市場をシミュレートした経済ゲーム」として良く出来ていると思います。 個人的にお気に入りのゲームです。 ・「ギャンブラー / Gambler」 5人 賭博-貪欲の子供、罪悪の子供、害毒の父。 ― ジョージ・ワシントン(George Washington, 1732/2/22 - 1799/12/14) サイコロを振って役を作っていくゲーム。 サイコロ運だけでなく、戦略や駆け引きも重要です。 でもやっぱり最後はサイコロで決まるため、非常に盛り上がりました。 ・「世界の七不思議 / 7 Wonders」 5人 エジプトの遺跡から、文字の書かれた非常に古い粘土板が発掘された。 年代からすると、世界最古の文字らしい。 世界中の歴史学者が苦心した末、その言葉は解読された。 その粘土板には、こう書かれていた。 「まったく近頃の若い者は」 世界的に大人気かつ品薄状態のゲーム。早くも拡張がニュルンベルグ国際玩具見本市で確認されているようです。 あと再販版から微妙にコンポーネントに変更があるそうな。どちらの情報も裏は取っていませんが。 ここ最近で一番のお気に入り。やればやるほどリプレイ意欲を掻き立てられる中毒性のあるゲーム。 ・「ライナークニツィアの革命万歳カードゲーム / Long Live The Revolution!」 5人 革命が独裁の重荷を解決するということは、まずない。それは独裁の重荷の担い手を変更するにすぎない。 ― ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw, 1856/7/26 - 1950/11/2) ロシア革命ルールとフランス革命ルールで1ディールずつプレイ。 全員初プレイだからなのか、そもそもゲームの出来が(略)なのか、あまり盛り上がらずに終了。 ・「行商と信頼 / Peddling and trust」 5人 人間とは取引をする動物なり。犬は骨を交換せず ― アダム・スミス(Adam Smith, 1723/6/5 - 1790/7/17) プレイヤーは商人となって各都市を回り、商品を買い付け、セットにして需要のある都市に売ります。 最近珍しい(元々珍しいかもしれないが)ピック&デリバリー。特殊能力で味付けしてあるのが今風。 ライトノベルが原作の国産同人ゲームだそうです。 ・「ブラフ / Bluff」 5人 幸運は大胆に味方する ― デジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus, 1466/10/28 - 1536/7/12) そして今回もこのゲームで〆。 今回はサイコロ全飛びのような派手な展開はありませんでしたが、相変わらず安定した面白さです。 以上、例会報告でした。 次回は3月13日(日)となります。皆様の参加をお待ちしております。 写真・文 : 池田@代表補佐見習い?
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/2336.html
11/07/29(金)19 04 36 No.6891510 del ■魔法少女ロワイヤル■ ダウンローダーズ 3つ子の魔法少女 名前はウィンター、スプリング、サマー 記憶、経験をリアルタイムで共有している 魔法は一般的な魔法だけが使えるだが三位一体の攻撃が得意 個性はたまに見せるが少しだけである 元は小学3年生だった魔法少女の クローンで精神統合生命体である イヤホン型道具では一時的に対象と記憶、経験をリンクできる
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/191.html
第二次大戦中に活躍したヒーローチーム。戦争史実の問題上、その主な活躍はアメリカ国外であった。 「マーヴルズ」劇中にパラシュート降下部隊で登場する、あのチーム。 2009年現在、70周年記念でインベーダーズメンバーのキャラクターに再びスポットが当てられている。版権切れを恐れた編集部が掘り起こしている結果だ、とする声もあるが… 第二次大戦後、メンバーとその子孫は、オールウィナーズやシチズンV&Vバタリオンとなり、活動を継続していく。 2004年には新たに再結成され、ミニシリーズ化された事もあった。この際のメンバーはUSエージェント、シンマン、ブレイジングスカル、ユニオンジャック、ヒューマントーチ(初代) 2008年には、過去のインベーダーズが現代に出現する「アベンジャーズ/インベーダーズ」がオンゴーイング化された。 2014年には生存メンバーが再結集する「ALL NEW INVADERS」がスタート。 メンバー USエージェント ブレイジングスカル ユニオンジャック シンマン タラ キャプテンアメリカ ヒューマントーチ ネイモア バッキー トロ スピットファイア ミスアメリカ ウィザー
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/94.html
ミスターシニスターがミュータントマサカー事件の際にガンビットを使って呼び集めた殺人集団。ミュータントマサカー事件ではモーロックスを虐殺し、メシアコンプレックス事件では一般市民を虐殺。凶悪殺人集団としての活動が目立つ。 死んでも死んでも新たなクローンが登場しているらしく、その生死の扱いはかなり軽いようだ。 やはり、シニスターのラボにはクローンが出てきた。 過去、アポカリプスやマグニートーも同名の配下を持った事があるが、名前が同一であるだけで、このマローダーズとは無関係。マローダーズの意味は「略奪者」。 指導者 シニスター メンバー アークライト ブロックバスター ガンビット(離脱) ハープーン レディマスターマインド(離脱) ミスティーク(離脱) マリス プリズム(死亡) リップタイド スカルプハンター スクランブラー セイバートゥース(離脱) サンファイヤー バーティゴ
https://w.atwiki.jp/gta4-zero/pages/17.html
リーダーは属に言う神です。 彼に勝てる者はありません 彼は地上戦ならず空戦まで万能で、ランクをデスマッチオンリーで8まで上げて、0に戻した男です。 対戦希望者もかなりいますが、彼に勝てた者は未だ1人しかいません。 彼はdonkeykong73という物に玉砕され以降、彼を倒すべく日々鍛錬を積んでいます。 donkeykong73とは、PS3のGTAデスマッチ総合ランキング1位の腕前で、デスマッチは相当強かったそうです。 彼に勝つ自信がある、倒したいという者は、是非メールしてください! もしかしたら戦えるかもしれません 彼は副リーダーと幹部3人を凄く信頼しています。
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2040.html
288 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 46 38 ID /4XBLd4q 「はっ・・・はっ・・・」 俺は今、何かに追われている。 何に追われているのか分からない。 月明かりのお陰で明るい廊下を走る。 校則違反だとか気にしている場合じゃない。 階段を滑り落ちる様に降りていく。 このまま走れば昇降口に―――――― 「!?」 階段は降りたはず。 昇降口へはこの道で良い筈なのに。 「何で音楽室に着くんだよ!?」 音楽室は四階。 昇降口を目指していたのに、上へ戻されている。 もう一度。 俺は昇降口に向かうために振り向こうとした。 だが、振り向けない。 ――――――――――――――――――――――ペタ。 後ろから聞こえる、裸足で廊下を歩く音。 冷たい汗がシャツに張り付く。 ――――――――――――ペタ。 近づいてきている。 徐々に足音は大きくなっていく。 背中に視線を感じる。 ―――――ペタ。 逃げようにも、音楽室は四階の突き当たりだ。 逃げ場が、無い。 振り向くな。 ペタ。 後ろに気配を感じる。 息遣いまで聞こえる距離にいる。 恐怖に押し潰されそうだ。 絶対に、振り向くな。 足音が止まった。 「みーつけた」 もしも昔の自分に会える事が出来たら。 きっと俺は昔の俺に言うだろう。 夜の学校には絶対に行くな、と。 夜の学校には、恐ろしい、あいつ等が・・・ 289 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 48 32 ID /4XBLd4q 「あぁ~やっとお昼ご飯の時間ですよ」 前の席に座っている田村が欠伸をしながら俺を見てきた。 「そんな目で見ても一緒には食べないからな」 「けっ、これだから彼女持ちはよ~」 「だから彼女じゃないって言ってるだろ」 「お前いつも昼いなくなるじゃねーか!どうせ彼女とヨロシクやってるに決まってる!」 「はいはい。じゃ、また後でな」 嫉妬全開の田村を置いていつもの場所へ向かう。 彼女だったらどんなに良い事か。 俺が相手にしているのは・・・ 「あっ、れん君こっちだよ~」 着物を着た二十歳前後の女の人が手を振っている。 正に大和撫子といった風貌だ。 ここまでなら羨ましい状況だろう。 彼女が鏡の中にいなければ。 「すいません。遅くなりました」 「別にいいよ~それより早く、こっちに来てお話しようよ」 鏡に背を預ける様に座る。 弁当を取り出した時、鏡から手が伸びてきて後ろから抱きしめてくる。 流石に慣れたが、このまま引き摺り込まれそうで少し怖い。 「れん君のお弁当いつも美味しそうだね~」 「あげたいけど、食べれないんですよね?」 「幽霊だからね~」 「ここまで恐怖を覚えない幽霊は初めてですよ」 他愛も無い会話を昼放課が終わるまでする。 こんな日常を迎える事になったのも、あいつの所為だ。 「七不思議って知ってるか?」 一年前。田村がこんな話題を振ってきたのがそもそもの原因だ。 「トイレの花子さんとか?」 「そう。それも我が校の七不思議の一つ」 「花子さんが入ってる時点で独創性ゼロだな」 「我々新聞部としては、調べてみたいと思わないか?」 「思わない」 そもそも俺は幽霊部員だ。 「学校の七不思議を二年生が調べてこいと部長からのお達しだ」 「二年ってお前だけじゃない?」 「お前もいるだろ?」 あぁ、そういう事か。 「つまり一人は怖い?」 「そういう事です」 新聞部のアホな指令にしたがって、田村と二人で夜の学校に忍び込んだ。 学校の前まで来る。 「結構雰囲気あるな~」 「そっ、そうだな!?」 田村は顔が真っ青になって、歩きも遅い。 こいつと一緒だと朝になるな・・・ 「田村、お前が勇敢なのは分かった」 「お、おお!当然だよな!!」 「だから重要な任務を頼みたい。俺が回ってくる。お前は校門で待機していてくれ」 「ああ!任せておけ!!」 田村は物凄い勢いで校門に戻って行った。 怖がりすぎだろ。 窓を一つ開けておいたのでそこから侵入する。 290 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 51 16 ID /4XBLd4q 1.東校舎四階の大鏡に現れる人影。 夜、その大鏡の前に立つと呪われるらしい。 胡散臭く思いながら四階へ向かう。 「ここか・・・」 大鏡を見つけたので、前に立った。 眠そうな自分がいるだけだった。 やっぱり嘘かよ。 そう思って帰ろうとした時、鏡に白い手が浮かび上がった。 「うわっ」 思わず声が出る。 鏡からは手がこっちへのびている。 少し離れたから届かないみたいだ。 手が引っ込んだと思ったら、女の人が映り込んだ。 胸の周りで手を曲げて子供がやりそうな幽霊のポーズをしている。 「う~ら~め~し~や~」 「・・・そんなので怖がるとでも思ってんの?」 「ええっ!怖がってくれないんですかぁ!?」 もう恐怖とか全く感じない。 この幽霊と話せそうなので話しかけてみる。 「こんばんは。俺の名前はレン」 「あ、こんばんは~瑞樹です~」 鏡の中でお辞儀をしている。 よかった、会話が出来そうだ。 「何で瑞樹さんはここにいるんですか?」 「ここは住み心地がいいんですよ~」 全く分からない。 幽霊視点じゃないと分からない理由だ。 とりあえず、話を合わせておく。 「瑞樹さんってこんなに綺麗な容姿をしているのに、何で怖がられているのでしょうか?」 「やだ~れん君ったら褒めたって何も出ないよ~」 顔に両手を当てて照れている姿を見て、七不思議に入るとは到底思えなかった。 「霊感には個人差があってね、大抵の人は私が見えない。見えてもぼんやり見えるだけみたい。生きてる人と喋るなんてれん君が初めてだよ~」 成程。 瑞樹さんがどんな事をやろうと、鏡の前に立った人にはぼんやり見えるのか・・・ そっちのが怖いな。 しかし、胡散臭い七不思議だったが鏡の話は本物だった。 ここに瑞樹さんがいるという事は、他の七不思議も本物かもしれない。 瑞樹さんに聞いてみるか。 「瑞樹さんはここが七不思議の一つとして話されている事を知ってますか?」 「本当ですか!?幽霊冥利に尽きます!」 何故か凄く嬉しそうだった。 他の七不思議が書いてあるメモを見せてみた。 「あぁ、ほとんどお友達がいるところですよ~」 幽霊にも付き合いがある事に驚きはしたが、瑞樹さんの友達なら害は無いだろう。 「では、他の七不思議も確認してきますね」 「えっ、もう行っちゃうの?」 「朝になるまでに回らないといけないんですよ」 「じゃ、じゃあまたこの鏡の前に来てね!」 「分かりました」 瑞樹さんと別れ、七不思議の確認へ向かう。 少し離れた所で冷や汗が止まらなくなった。 あんな幽霊とはいえ、生まれて初めて幽霊というものを見たショックは大きい。 少し不安になりながら廊下を歩く。 廊下を突き当たった所でトイレに着いた。 291 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 54 00 ID /4XBLd4q 2.トイレの花子さん。 メジャーすぎてギャグみたいに思っていたが、瑞樹さんの例があって恐怖を感じた。 足音を殺してトイレに入る。 奥から二番目の個室をノックして「花子さん。花子さん。出て来て下さい」と言えば花子さんが出てくるらしい。 二番目の個室の前に立ち、ノックを二回。 「花子さん。花子さ・・・」 「誰が花子さんだボケェ!!」 ガンッ ガンッ ノックが返ってきた。扉の鍵はかかっていない。 開けたくない。 しかし、ここまで来て帰るとこいつに何をされるか分からない。 観念して扉を開ける。 そこには、可愛らしい女の子が立っていた。 7~8歳位だろうか。 こっちを睨みながら腕組みをして頬を膨らませていた。 金髪でウェーブのかかった髪形をしている。 花子さんって黒髪おかっぱのイメージだったけどな。 とりあえず、挨拶してみる。 「やぁ、君が花子さん?」 「だ~か~ら~花子さんじゃないって言ってるでしょ!!」 機嫌を損ねたみたいだ。 「私にはお父様とお母様から貰ったシアっていう素敵な名前があるの!」 「ごめん」 「今更謝っても遅いんだから!どんな呪われ方されたいの?」 呪われるのは勘弁してもらいたい。 「本当にごめん。シアちゃんが許してくれるなら何でもするから!」 「何でも・・・?」 シアちゃんが興味を示してくれたみたいだ。 「そう、何でも」 シアちゃんがこっちに来た。 興味深そうに観察した後、背中に飛び乗ってきた。 背中に重みを感じる。 触れることもできるのか。 「じゃあ今から私と遊んで!!」 拒否権は無いな・・・ 断ったら本当に呪われそうだし。 「いいよ、シアちゃん」 背中に乗ったシアちゃんを持ち上げて肩車をする。 「探検ごっこでもしようか」 「うんっ」 シアちゃんを連れて次の場所へ向かう。 二人というのは案外心強い。 話していたからか、恐怖心が無くなったからか、意外と早く着いた。 「音楽室か・・・」 「琴音ちゃんに会いに来たの?」 「琴音ちゃん?」 「いつもここで琴音ちゃんがピアノ弾いてるよ」 メモを見てみる。 292 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 56 12 ID /4XBLd4q 三.夜中に鳴り響く死のピアノ。 四.動く肖像画達。 「あぁ、多分その琴音ちゃんだと思うよ」 音楽室の扉を開ける。 暗く、音も一切しない。 「レン!こっちきて」 いつの間にかシアちゃんが席に着いていた。 隣に座る。 シアちゃんが上に乗ってきた。 「私いつもここで琴音ちゃんの演奏を聴くの!」 「演奏って・・・」 誰もいないじゃないか、と言う前に突然ピアノが鳴り響いた。 静かに染み渡るような悲しい音。 しかし、聴き入ってしまう。 膝に座っているシアちゃんを撫でながら目を閉じた。 悲痛な感情を周りにぶつけるような悲しい旋律。 演奏者の気持ちが伝わってくる。 目元が潤んでいくのが分かる。 何が死のピアノだ、こんなにも素晴らしい演奏じゃないか。 演奏が終わる。 静かに拍手をした。 「何やってるの?」 「良い演奏をしてくれてありがとうって拍手するのがマナーなんだよ」 「じゃあ私もする!!」 シアちゃんも元気に拍手をした。 ふと、肖像画を見ると皆泣いていた。 ベートーベンの男泣きとか、ショパンのすすり泣きなんて見たくない。 もう感覚が麻痺しているのか心霊現象が起きても何も思わない。 気がつくと目の前に制服を着た女生徒がいた。 黒の長髪で前髪に隠れて表情は見えない。 「・・・聴いてくださって、ありがとうございます」 「いやいや、こちらこそとても良い演奏を聴かせてもらったよ。思わず泣いてしまいそうになった」 前髪に隠れた頬が少し赤くなった。 「・・・感想を聞けたのは初めてなので嬉しいです」 「あれ?シアちゃんはいつも聴いてたんじゃないの?」 「私は聴き終わったらすぐに帰っちゃうよ」 「ちゃんとお礼と感想は言うようにしないと駄目じゃないか」 「うぅ~レンがお父さんみたいに叱る~」 「・・・レンさん、ですか」 「あぁ、それが俺の名前。君の名前は聞いてる。よろしくね琴音ちゃん」 「・・・はい、また聴きに来てくれると嬉しいです」 そう言って琴音ちゃんは一瞬で目の前からいなくなった。 293 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 58 33 ID /4XBLd4q 5.内臓を貪り食う人体模型。 「ねぇ、シアちゃん。人体模型って動くの?」 「動くよ。よく散歩とかしてるし」 いくら心霊現象に慣れたとはいえ、流石に半分皮の無い人体模型に追いかけられるのは精神的に耐えられない。 逢わない事を祈ろう。 シアちゃんと次の場所へ向かう。 廊下を慎重に進む。 次の目的地に着く前に、後ろの階段から嫌な音が響いてきた。 カツン 何の音だ? カツン、カツン 誰かが階段を降りているみたいだ。 でも、何故こんな音がするんだろう。 まるで、プラスチックが歩いているような・・・ カツン、カツン、カツン 階段を見たまま金縛りに遭ったみたいに動けない。 階段の角から顔が見えた。 やはり、顔の半分は剥がれていた。 人体模型と目が合う。 こっちを見て人体模型は静かに微笑んだ後、走り出した。 カン、カン、カン 全力疾走で人体模型が走ってくる。 恐怖で足が震えている。 「しっ、シアちゃん!逃げよう!!」 横にいるシアちゃんに話しかける。 返事が無い。 いつの間にか、シアちゃんはいなくなっていた。 カン、カン、カン 混乱していても人体模型は近づいてくる。 ここで、やっと足が動き、走り出す。 足が震えて上手く走れない。 距離が段々縮まっていく。 自分の足に引っかけて、転ぶ。 もう、後ろまで、来ていた。 転んでいる俺を見下ろしている。 顔に両手を添えられた。 頬に添えられた手が冷たい。 人体模型が口を大きく開いた。 唾液で糸を引いている口が目の前に迫った時、 俺は意識を手放した。 294 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 00 05 ID /4XBLd4q 6.保健室で起こるポルターガイスト。 目を覚ます。 目の前に人体模型の顔があった。 「うわっ!?」 「おっと、驚かせてしまったみたいだ。本当にすまない」 人体模型が大袈裟なポーズをしながら喋っている。 「えっ!?俺、食われたはずなのに?」 「私はそんな野蛮な事しないさ。大体、今回坊主を驚かせたのは彼女の要望でね」 人体模型が指した方を見ると、白衣を着た女の人が座っていた。 眼鏡をかけて、髪は後ろにまとめている。 「起きたみたいね。私は彩夏よ。そっちの模型はツトム、宜しくねレン君」 「何で俺の名前を?」 「彼女に聞いたのよ。私達をしっかり認識できる人が来たって」 彩夏さんが鏡を指すと、瑞樹さんが浮かび上がった。 「瑞樹さんって鏡ならどこでも映れるんですね」 「学校の中のみ限定だけどね~」 そう言って瑞樹さんは笑った。 「いつ、保健室に来るかと待ち続けても来ないからツトムに連れて来させたの」 あれは怖かった。死を覚悟したのは初めてだ。 「本題に入るわ。レン君、これからは私達の話し相手になって欲しいの」 彩夏さんに真剣な眼差しでお願いをされた。 「私達はね、誰からも認識される事無く何十年と過ごしてきたの」 「だから、れん君が来てくれた時、凄く嬉しかったんだよ~」 瑞樹さんが笑っている。 ここまで頼まれたら、断れないよな。 「いいですよ。俺でよかったら」 「よかった。断られたらどうやって洗脳しようか悩んでいたの」 彩夏さんが満面の笑みで言う。 断らないで本当に、良かった。 「ならレン君は昼放課と放課後に来てもらう。月、水曜日に瑞樹の鏡の前。火、木曜日に音楽室に来て頂戴。金曜日には必ず保健室に来る事。土日は好きにして」 もう少し自由が欲しかったが、断ると洗脳されそうなので了承した。 「あれ?私の日が無いよ?」 いつの間にかシアちゃんが俺の寝ているベッドに座っていた。 「シアはどの場所でも行けるじゃない。好きな時に行きなさい」 「それもそうか、これからよろしくね。レン!」 シアちゃんに抱きつかれる。 一晩で不思議な出来事が多すぎて、頭が追いつかない。 とりあえず、家に帰ってぐっすりと眠りたい。 「それでは、今日はこれで帰りますね」 ベッドからゆっくりと降りて、扉へ向かう。 「えぇ、しっかりと身体を休めなさい」 「れん君、また明日ね~」 「レン、じゃあね!!」 「じゃあな、坊主。良い夢見ろよ」 幽霊や人体模型に見送られて保健室を出る。 誰か、俺の日常を返してくれ。 俺は溜息を吐きながら校門へ戻った。 295 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 02 48 ID /4XBLd4q 7.こちらを凝視する二宮金次郎。 校門に戻ると、田村が頭を押さえて丸まっていた。 「おい、田村。どうした?」 田村が顔をあげる。 涙や鼻水で顔がグシャグシャになっていた。 「レンなのか!?」 俺を見て、さらに顔が崩れる。 「怖かったんだよぉ!!あいつがこっちを見てるみたいでぇ!!」 田村が指で示している方を向く。 そこには、二宮金次郎像が変わらぬ澄まし顔で立っていた。 しばらく見つめるが、ピクリとも動かない。 (まぁ今更、動いても驚きはしないけどな・・・) 「二宮金次郎の話はガセだな」 「そ、そうなのか!?」 「でもそれ以外は本物だった」 「・・・マジで?」 「あぁマジだ」 「・・・俺、転校しようかな」 「霊感が無ければ大丈夫だ」 田村と帰宅する。 長い、夜が終わった。 「瑞樹さん達と出会ってもう一年か」 「月日が経つのが意外と早いんだね~」 瑞樹さんに抱きしめられながら、弁当を食べる。 「もう俺も三年ですし、進路の事も頭に入れておかないと」 「進路?」 「俺、東京の大学に進学しようかな、と」 「えっ、じゃあ私達と会えなくなっちゃうの?」 「卒業したら会うのは中々難しくなっちゃいますね。遠いし、そもそも在校生じゃないから学校にも入り辛いし」 「・・・嫌だ」 「えっ?」 「嫌だよ・・・れん君と離れ離れになるのは絶対に嫌。・・・何とかここには残れない?」 「無理ですよ・・・俺だって残れるなら残りたいけど、東京にしか俺の夢が叶いそうな大学が無いんですよ」 「そっか・・・」 「でも、あと半年位は一緒にいられますよ。卒業しても会えない訳じゃないですし」 「うん、そうだね・・・」 チャイムがなった。昼放課も、もうすぐ終わりだ。 「じゃあ、また放課後に来ます」 「うん、待ってるね」 俺があの時、気が付いていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。 「・・・絶対にれん君と離れたくない。どんな方法を使っても引き止めなくちゃ」 彼女の気持ちと、想いの歪みに。
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/340.html
イザーリン あぁ……やっぱりもうダメね。こんなの神様でも直せないわ……。 姫子 イザーリン、そっちの状況はどう? イザーリン あれ?姫子!?あなた外で戦っていたんじゃないの!?そんな勝手に持ち場を離れていいの?崩壊生物が入ってきちゃうわよ! 姫子 戦いはもう終わったわ。 イザーリン 終わったの……そういえば、外の騒音もいつの間にか小さくなってるわね……仕事に集中していると、周りのことを忘れちゃうのよね。ということは、私たちは無事に生き残ったってこと? 姫子 今のところはね。でも、急いでハイペリオンを動かさないと、またただの獲物になるわよ。 イザーリン わかった……でも、残念なことに動きそうもないの。補充部品がなければ動力炉どころか、ハイペリオン本体も正常に運転できない。ここ数回の戦闘での被害が大きすぎたみたい。 姫子 あなたの言う通りね。動力炉以外にも解決しなくてはならない問題がたくさんあるわ……。 艦橋に全員集合。生き残った人に自分の運命を決めてもらいたいの。 ——姫子は現在の状況を皆に説明した。 姫子 今置かれている私たちの状況はこんなところよ。 イザーリン ブローニャは本当に行ってしまったの……?彼女はそんな風に仲間を捨てる人じゃないよね! ? 姫子 ごめんなさい。でも、それが事実なの。 イザーリン そしたら、私たちはどうすればいいの……やっぱり死ぬのを待つしかないの? エミザ ……。 イザーリン ちょっと……エミザ、あなたも何か言ったら?こんなときはいつも私に文句を言うじゃないの。どうしてあなたまで黙っているのよ? エミザ 分からないんだよ……ブローニャもゼーレもいなくなっちゃって、私たちだけで何ができるっていうんだ……。 姫子 じゃあ、このまま死ぬのを待っていなさい。自分の余生をゆっくりと過ごすのは悪いことじゃないわ。 エミザ 姫子……お前はいつもそうだな!ブローニャのときもそう!今もそう!お前には、みんなの気持ちが分からないのか!? 姫子 どんな気持ちだろうと、戦う意志がないのなら意味はないわ。 エミザ いつも自分は無関係みたいな話し方をして……ブローニャはみんなのことをあんたに任せたんだろう!だったら、今私たちがどうすべきか一言くらいいったらどうなんだ! 姫子 ……。 まず、ハイペリオンを修理する方法を探す。僅かな可能性でもあれば試してみること。そして、負傷者を艦橋近くのキャビンに収容する。それから、戦艦にある材料で艦橋周囲の防御を固くして。準備ができたら戦いよ。 最後に、一番重要なことだけど、火を追う蛾はリーダーなくしてやっていけない……投票で新しい指導者を選ぶ必要があるわ。 エミザ ふん……今さら投票とかなんとか言って、責任から逃れるつもり!?それとも自分に自信がないのか!? 姫子 いつ死ぬとも分からない人間がリーダーになってはいけないわ。この点だけは私より分かっているはずよ。 エミザ うぐっ……。 姫子 いいわね。もし異議がないなら早速投票を始めましょう。私から始めるわね。私は九霄に1票よ。 ▼選択肢分岐 ① 私にはそんな重大な責任担えない。 姫子 できることなら、私もあなたにこんな大きな負担を背負わせたくないわ。でも、ごめんなさい。私の見るところ、あなたがリーダーに一番ふさわしいのよ。 ② 他にもっとふさわしい人がいると思う。 姫子 ダメよ。エミザは衝動的すぎるわ。冷静に判断を下せないし、イザーリンは弱気すぎる。これではみんなを引っ張っていけないわ。 ▲分岐終わり エミザ でも、こんな新人にみんなを引っ張らせるなんて、軽率すぎやしないか? イザーリン 九霄には何度も助けられたけど、安心という点では姫子の方が信頼できる、かな。 ——議論する声が次第に騒がしくなってくる。 エミザ 姫子、もし本当に大局を考えているのなら、今みんなを動揺させ続けるべきじゃない! 姫子 ……。 分かったわ。じゃあ、私がしばらく火を追う蛾のリーダーを務める。 でも、私がこれからの戦闘で死んだらリーダーの仕事は九霄に任せるわ。あるいは……。 もしブローニャが戻って来てくれるなら……。
https://w.atwiki.jp/tapirfamily/pages/31.html
初代リーダー及びTapirファミリー創設者 暗夢 2代目リーダー ヒガシ 3代目リーダー オカ 4代目リーダー UTOPIA(ユートピア) 5代目リーダー TOMOYUKI
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/874.html
リーダー(Leader)/サミュエル・スターンズ(Samuel Sterns) (キャラクター、マーベル) 初登場:Tales to Astonish #62 (1964年12月) 属性:ガンマ線によって頭脳を強化された人間 概要 ハルクの宿敵の1人。 元は化学研究施設で働く労働者で無学な男だったが、化学物質の爆発事故に遭い、ガンマ線を浴びる。ブルース・バナー(ハルク)のように肉体が強化されることは無かったが、頭脳が強化・肥大し、超人的な知性を身につけた。 後に頭脳派ヴィランを集めてインテリジェンシアを結成し、世界支配を目論むが失敗する。(Fall of the Hulks、World War hulks) 能力 超人的な知性 アメコミ@wiki
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/115.html
イベントの流れ 通常イベントメールとは異なり、当イベント特有の内容になっているので注意してください。 ①作戦BBSにて噂を持ち寄る。 ②施設一覧を参考に向かう施設を決める。 ③PCの行動方針を決める。(※1) ④PCの行動詳細があれば備考に記入しましょう。(※2) 以上のようにアクションを起こし、リアクションが公開されたら、再び①~④までを繰り返します。 また、アクションを起こす場合は、以下の点に注意してください。 ☆1回のアクションで行ける施設は一つです。 ☆依頼内容を達成する場合は、必要ステータスを満たす事が条件です。 必要ステータスが足りていない場合、他のPCを誘って一緒に向かいましょう。 ステータスが乗算されます(※3) ☆魔術、特殊技、奥義等は使用禁止、パッシブによる能力向上も無効になりますのでアクション提出の際はご注意ください。 行動するたびに疲労によりHPが減少し、HPが0になると、次の探索が行えなくなりますのでご注意ください。 (魔術による回復は出来ませんが、【慎重冷静】に行動することで1割回復可能、また探索中に回復アイテムをゲットできるかもしれません。) また、皆さんが入手していく噂にはガセネタも含まれます。 最終的に正しいと思われる【神風学園七不思議】を完成させイベントは終了となります。 (※1)行動方針について 自分のPCをどのように行動させるか、3つの方針から1つ選択します。 【 全力全開 】 探索時、とにかく勢いのままにざっくりとその施設を探索します。 幅広い範囲を調べることができますが、細かいヒントは見逃してしまうかもしれません。また疲労によりHPが最大値の2割減少します。 【 適材適所 】 もっともバランスよく探索をします。ただし、全力全開よりも探索範囲は狭く、慎重冷静よりもヒント等の発見率は低くなります。 トラップ回避率が高いですが、疲労によりHPが最大値の1割減少します。 【 慎重冷静 】 隅々までしっかりと探索します。ただし、探索範囲が非常に狭いので探索ポイントが決まってから選ぶのが効率的かも知れません。 トラップにはまず当たりません。また、ステータスが最大値の1割回復します。 (※2)備考欄について 行動詳細: 行動方針に従ってPCにさせたい行動の詳細や、話したい内容などあればご記入ください。リアクションに反映するかもしれません。ただし、行動結果にはステータスを満たすことが第一条件ですので希望した行動全てが反映されるわけではありません。 依頼参加: 依頼一覧の依頼に参加する場合はこちらに依頼名を記入ください。 (※1)依頼達成ステータスについて 依頼達成必要ステータス【HP1500/MP400/技能800/知識600/感覚200/精神100】の場合 ・Aのステータス【HP500/MP300/技能300/知識300/感覚300/精神200】⇒一人では依頼失敗 ・Bのステータス【HP1000/MP100/技能500/知識300/感覚100/精神100】⇒一人では依頼失敗 AとBが同じ施設に向かった場合、同じ施設に向かった二人のステータスを合計し、 【HP1500/MP400/技能800/知識600/感覚500/精神300】で達成!となります。 【アクションを提出する】 アクション提出の際は以下のテンプレートをご活用ください。 (※パッシブ、装備品による能力補正は無効ですので、差引いたステータスで提出ください。) 【神風学園七不思議第二回アクション】 PC名: HP/MAXHP(※補正数値を除く): 技能/知識/感覚/精神(※補正数値を除く): 自PCが向かう施設: 自PCの行動方針: 行動詳細: 参加依頼名: 備考(同施設行動者の呼び方など): スケジュール 第一回アクション締切:6/2 第一回リアクションアップ:6/9 第二回アクション締切:6/20 第二回リアクションアップ:7/1 第三回アクション締切:7/11 第三回リアクションアップ:7/19終了 (進行度によりアクション回数が減る場合があります。)